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ストーリー

ニワトリはこの仕事を8000年やってきた。

セットアップ中に読む、短い事実が4つあります。

01

ニワトリは、食卓より先に目覚まし時計だった

およそ8000年前、東南アジアの人たちは野生のヤケイを村のそばで飼い始めました。卵もよかった。でも本当に助かったのは、毎朝オスが鳴いて、村中を起こしたことです。

02

ローマ人は、彼の名で時刻を呼んだ

時計がなかったので、夜を交代の番に分けました。そのひとつが鶏鳴で、日の出直前の時間です。「鶏鳴に会おう」と言えば、誰でもいつか分かりました。

03

ニワトリは、夜が明ける前から夜明けを知っている

日本の研究者は、日の出のない薄暗い部屋でニワトリを飼いました。それでも毎日、夜明けの約2時間前に鳴きました。体内時計が、私たちの多くより朝に強いのです。

04

それから、誰かがスヌーズを発明した

鐘、ラジオ、電話、そしてちゃんと起きなくても押せるボタン。ニワトリにはそれが通じません。Kipがいる理由は、だいたいそれです。

出典

  1. 約8000年は、東南アジアの村の近くでヤケイが暮らし始めた頃の、よく使われる概数です。専門家のあいだでは今も議論があります。骨を調べた2022年のレビューでは、はっきりした家畜化はもっと後、約3500年前としています。Peters et al., “The biocultural origins and dispersal of domestic chickens,” Proceedings of the National Academy of Sciences 119 (2022).
  2. ローマ人は夜の番のひとつを gallicinium —— 鶏鳴 —— と呼びました。鳥そのものではなく、ラテン語では時刻の名前です。Isidore of Seville, Etymologiae 5.31; Lewis and Short, A Latin Dictionary, s.v. “gallicinium.”
  3. 名古屋大学の研究者は、日の出のない薄暗い環境でニワトリを飼いました。鳥はそれでも、夜明けの約2時間前に鳴きました。体内時計です。Shimmura and Yoshimura, “Circadian clock determines the timing of rooster crowing,” Current Biology 23 (2013).
  4. スヌーズボタンは新しいものです。ニワトリは一度も出しませんでした。